HIVにはHIV-1型とHIV-2型がある

HIV2型あまり知られていないんだけど、HIVウイルスは現在大きくわけて二種類あるのよ。で、感染するウイルスによってHIV-1型とHIV-2型に分かれるの。



先進国で広まっている感染ウイルスはHIV-1型。日本も例に漏れずHIV-1型の感染がほとんどね。ぶっちゃけ言うと、日本でのHIV-2型の感染例は2014年現在で10例以下。



HIV-2型は西アフリカに多いことがわかっているわ。

HIV-2型の治療方法は確立していない?

HIV2型2HIV-1型は治療方法が確立しているけど、HIV-2型は治療方法が確立していない・・・って言われているけど、実のところ治療方法はHIV-1型の治療方法を踏襲しているのよ。



非核酸系逆転写酵素阻害薬(NNRTI)の効き目が薄いっていう特徴があるんだけど、その他の薬は効果は確認されているから、『治療方法が全くないから大問題だ!』って言う訳ではないの。



じゃあなんでHIV-2型の治療方法は確立していないなんて言われるのか。これは単にデータ量の少なさの問題なのよ。



HIV-2型に関しては感染例が極めて少ないから薬の薬効がデータとして十分でない。臨床データが少ないと治療方法が確立していると断定できないからね。



つまり、『HIV-2型の治療方法が確立していない』っていうのは、臨床データが少なすぎるから断定できないっていうことなのよ。



HIV-1型の症例はたくさんあるため治療方法も『確立した』って言えるけど、それに比べてHIV-2型は極端に少ないからね。



だって、日本では1980年台からHIVについていろいろ情報が増えてきたけど、その時期から現在までHIV-2型の感染例が10例以下なんだから、『治療法が確立した』って断言できるわけないじゃない。



欧米でもまだまだ少ないから、圧倒的に臨床データが少ないのよ。



ただ、日本では2006年に国立感染症センターが公式に「HIV-2感染症の治療の原則は基本的にHIV-1と同様である。」と公表しているの。



国立感染症センターが公式発表したってことは、HIV-2型の治療に効果があったってことが確認されているってことだからね。



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ちなみに、非核酸系逆転写酵素阻害薬(NNRTI)は23種類ある抗HIV薬のうちの3種類に該当するお薬。



HIV-1型の治療でも非核酸系逆転写酵素阻害薬(NNRTI)を使わない治療方法を選択することは普通にあるから、HIV-2型に感染しても治療薬がないってことにはまったくならない。



この事について書いていないホームページが本当に多いことに怒りすら覚えるのよね。「HIV-2型になったら治療方法がない!」って不安になる人は必ずいると思うから。



イタズラに不安を煽って閲覧者の検査に行く勇気を削ぐならサイトを作るな!って言いたいわ。ε-(´・_・`)ハァ…


HIV-1型とHIV-2型の違い

HIV2型3HIV-2型はHIV-1型と同じように日和見感染症などエイズ症状を発症するんだけど、HIV-2型の方がHIV-1型よりも免疫機能低下の進行が遅いことがわかっているの。



さらに、母子感染を含む感染の強さもHIV-2型の方が弱いのよ。HIV-2型の感染が拡大しないのもHIV-2型ウイルスの特性(感染力が弱い)が原因とも言えるわね。



HIV-2型の検査についてだけど、HIV-1型とHIV-2型はウイルスの型が少し違うから、検査方法によってはHIV-2型を検出できないの。



とは言っても、保健所や病院で行われているスクリーニング検査や確認検査では、両方の検査ができるから問題はないわ。保健所や病院の検査でHIV-1型もHIV-2型も同時に検査できるから安心してちょうだいね。



その他の特徴として、HIV-1型とHIV-2型の重複感染はなかなかないらしんだけど、完全にないわけではないみたい。ただ重複感染をすると、HIV-1型の進行速度が遅くなるっていうデータがあるみたいなの。



HIV-1型のウイルスとHIV-2型のウイルスが喧嘩しあうからっていう見方が強いけど、真実についてはまだまだデータが少ないから確定事項ではないけどね。



HIVには二種類あって、HIV-2型の方が免疫機能低下の進行が遅く感染力も弱い治療方法はごく一部(23種類の抗HIV薬のうち3種類:2014年11月現在)の治療薬で効果が薄いものの、それ以外はそれほど問題がない



このことを知っておけば不安も少なくなるんじゃないかしらね。





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